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11月21日 トークイベントVJが訊く 「ストリートを取り戻せ!奪われゆく公共空間」の報告

こんにちはー!
先日行われたワークショップからスタッフとして活動しています、松長です。宜しくお願いします^^

さてさて、先日11月21日(土)にVJが訊く!第3弾トークイベント「ストリートを取り戻せ!!?奪われゆく公共空間」が行われました。
ゲストは、早稲田大学講師:浜邦彦さん。VJUで扱っている路上の問題、そしてそれに関わる「公共性」についてお話していただきました。


loft2 loft



あまり告知ができなかったため、会場は前回と比べるとちょっと少なめのお客さん14人ほど。イベントも淡々と始まりました。

jamuozentai


今回は「公共性」という抽象的なお話のため、先にVJUが制作した映像を流して,具体的な問題意識を共有していただきました。


その問題とは公共の場に対する規制の強化です。たとえば路上や公園。両者ともに利用の規制が年々強まっています。そこで我々VJUは、路上規制の問題を扱ったショートドキュメンタリーを制作しました。
そこで取り上げたのは、「宮下公園ナイキ私有地化問題」や「代々木公園苦情問題」、「ストリートミュージシャンの表現の場確保の問題」です。

宮下公園の問題は、ナイキが渋谷区と組んで行う予定である公園の有料化。今、宮下公園は自由に立ち寄れる憩いの場がなくなってしまうという危機に瀕しています。

代々木公園の問題は特定の音楽イベントに対しての過剰な規制。警察が出所の定かでない苦情を理由にしている場合もあり、事態は深刻です。

ストリートミュージシャンの問題は、最近警察による規制のため、路上のミュージシャンの活動場所がなくなりつつあるということです。実際に路上で活動している三浦一人さんを追いつつ、問題を浮き彫りにしました。映像では実際に警察が三浦さんに注意を促す決定的瞬間も。


このショートドキュメンタリーとパワーポイントを元に、司会の遠藤さんとゲストの浜さんのテンポよい掛け合いで、話が進んでいきました。

hutari


今回のイベントで議論になったのは「公共」の場のあり方です。
「公共」?
よく聞く言葉かもしれませんが、本来はどのような意味を持っているのかここで確認してみましょう。

「公」とは英語のofficialで、おおやけと読むように公式、国家などを指します。「共」とはcommonで共有、共通、転じて市民などを指します。「公共」という言葉はこの2つの文字から成っており、「公」と「共」の二つの要素が含まれるものと考えられます。

日本の「公共」は「公」の要素が強く、最近はみんなのものであるという意味での「公共」の場が危機にあるようです。
イベントの始まりから中盤までは、公共に関しての海外の例や、日本の例、抽象的な概念も交えつつ、興味深い話が続きました。途中、ストリートライブの合間をぬって三浦さんにもかけつけていただき、その後会場のディスカッションもヒートアップ!

uetusan


イベントの後半、この問題を打開するには?!という話で出てきたのは、「共感」という言葉。例えば、今年1月の年越し派遣村では、日比谷公園を占拠(!!)して炊き出しを行いましたが、多くの市民が「他人事じゃない」とボランティアにかけつけました。これはまさに「共感」であり、「共」の側面が垣間見えた瞬間でした。
また、「苦情の問題も当事者同士の話し合いによって解決するのが筋であって、あいだに警察が入るのはおかしい」、「警察が苦情を盾に行動しているというのも問題だ」という意見も。静かに始まったイベントでしたが最後は熱気をはらんだまま終了しました。

イベント後の感想では、地方都市で生活した経験のある方から「監視することが問題であるという捉え方をしている人は地方では少ない。しかし都会では監視や防犯によって影響を受けている人が多く、問題意識が高いという点に驚いた」という声。また「映像に出てきた人たちが実際に会場に登場して、話をできるというのが良い」という意見をいただきました。



公共空間とは誰のものでもないがゆえに、その価値は見えにくいですが、ディスカッションでは実際に宮下公園の運動に中心的に関わった植松青児さんや学生さん、美しい歌声のストリートミュージシャン三浦一人さんの生の声を交えた現実に触れることで、リアルに問題を感じたように思います。

miurasan


私個人としては、普段あまり考えることのなかった「公共性」の問題が、当事者の声により身近なものになりました。公共空間はあって当たり前の空気のような存在ですが、守るのがこんなに大変なものなのか、こんなに気づかないところで侵されているものなのか、と驚かされると同時にその意味・重要性も胸に刻まれたように思います。

盛りだくさんで少し難しい内容でしたが、とても興味深かったです。私は受付をやりながら会場の様子を見ていましたが、様々な立場からの意見を聞くことができて面白かったです。

出演者の皆さん、来てくださった皆さん、どうもありがとうございました*^^*
今後ともVJUをよろしくお願いします!!
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